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配管の非破壊検査でよく使われるのが内視鏡検査です。
■ 別名ファイバースコープとも呼ばれ、いろんな径(一般的には6mm、8mm、12mmが多い)があり、ファイバーの長さも通常3メートルです。
■ 最大の特長は、管内を見ることが可能、特に錆こぶ、汚れ付着状況、継ぎ手部の劣化状況などです。 そのため水道管の内部観察に威力を発揮します。
■ 水道管の多くは塩ビライニング鋼管が使用されており、15年ほど前までは「コア付き継手」という物がなかったため継手部分では管端の鉄部が水に晒され20年も経つと冒頭写真のようなすごいことになっている例をよく見かけます。
■ 配管内の様子が見られる点では便利ですが、下のようにいくつかの短所・制限があります。
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● 注意すべき点 ● |
1. 錆瘤は見えるが腐食、減肉程度は判別しない
2. 水が濁っていると画像がはっきりしない
3. 管内が詰まり、汚れが有ると先端レンズが汚れ観察は不可
4. 挿入口が必要なので一時断水または一時運転停止の必要あり
5. 管に挿入できても2〜3直角の曲がりまでしか観察できない
6. 長さ3mでも有効長は2.5m程度、しかもページ冒頭左写真の様では数cmしか観察できない
7. 挿入口が必要で、水道管なら蛇口やメーターを外さなければ成りません。 排水管でしたらそのまま挿入できる場合があります。
8. 冷温水管や冷却水管では循環ポンプを止め、水抜きまたはバルブでの縁切りが必要となります。
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■ 内視鏡観察以外にも、肉厚調査、X線撮影調査、抜管調査などの配管二次調査方法があり、その中の一手法と考えて下さい。これら配管二次調査を当社では行っています。
■ 内視鏡写真を撮っただけでは調査とは言えません。それらをもとに、分かり易い報告書を作るのが当社の得意とするところです。水道管の調査も内視鏡による枝管だけでは不十分です。縦管や揚水管なども併せて別の手法で総合的に調査、診断をする必要があります。
■ 床下の調査を依頼されることがあります。しかし配管内と違い内視鏡を挿入するガイドがないため何の制約もない床下では調査したい場所に内視鏡が行ってくれるとは限りません。また床のどこかに穴を開けるなど挿入口の確保が必要で、挿入したら今度は広い、真っ暗な中では光量不足からよく見えないこともしばしばですし、床に転がった木片を乗り越えることができずにその先の調査ができない場合もあります。
■ 天井裏の調査も床下調査と似たような制約条件があります。この辺りをよく検討されてから調査の可否、是非をご判断下さい。もちろん相談を受ければ的確なアドバイスをします。
■ 壁面、給気口の依頼をされたことがあります。戸建て住宅の1階、2階時には3階の径5cmほどの給気口内部をのぞくのですが、このときは伸張棒に内視鏡を取り付けて給気口の内部を観察することができました。
■ 電気配線CD管の内部調査を依頼をされたことがあります。しかしファイバーの長さが3メートルしかないため戸建て屋内とはいっても長さ不足で調査には十分ではありませんでした。
・あるマンションの電気室では100φのCD管(商品名:エフレックス管)に30φのケーブルが3本あるので内視鏡調査よりパイプカメラでの調査が可能と思われましたが、実際にはケーブルが邪魔をしてカメラヘッドが最初の曲がりで先に進むことが出来ませんでした。
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←写真はエフレックス管にケーブルが通っている状況ですが、コーキング材や保温のため1箇所は挿入さえ出来ず、もう一箇所はわずか2mのところでにっちもさっちもいかなくなりましたが、管内部に亀裂が生じ、水が浸み出たのではないという確認ができたため任務は果たしました。 |
・しかしいつも挿入できないとは限りません。
あるマンション内の電話線引き替え工事では22φのCD管内部調査で、しかも宅内には14φの管が敷設されていると聞き、もうこれは挿入さえ不可能と思っていたところでしたがやってみました。 すると、なんなく3mのファイバースコープがすべて入っていきました。
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| 内視鏡調査状況 | 22φ管左上の管内 | 管内、2世帯分、2回線が見られる |
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【宅内側から】
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| モジュラージャック部分を外したところ | 14φ管内には通線をするためのワイヤー《ヨリ線状》のものが見られる |
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ところでその調査は本当に必要ですか?
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えっ!?と思われる方がほとんどでしょうが、写真のように内視鏡を挿入する以前に錆こぶがあったり排水管の場合では、水垢、スライム、脂肪、といった汚れの中に先端が埋没して先が全く見えない場合や、挿入口に詰まりがあって内視鏡そのものが入っていかない場合があり、内視鏡の準備をすること自体が費用の無駄になります。 あらかじめ予備調査ができる場合でしたら、事前確認を行なってからの御依頼でも遅くはありません。
■ こちらにはよくある質問と回答を載せてあります。問い合わせの前にここを読んでください。
■ ご相談・お見積依頼の際は、1.地域(市町村)、2.箇所数、3.調査対象物をお知らせ下さい。
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排水管調査
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パイプカメラまたはスネークカメラの商品名で呼ばれていますが、比較的中口径40mm〜250mm内径程度の配管やダクト内を観察するのに適し、ケーブル長も30〜60mあります。
先端はCCDカメラと照明が埋め込まれた格好をしていて、挿入長がモニターに表れます。もちろんビデオ録画も可能。
右は冷却水配管内部で、ライニング材がめくれ内部で詰まったものです。調査の結果こうした現象が見つかった後に配管を切断したものです。これではパイプカメラも入っていきませんね。
右写真の拡大画像はこちら
◆ 給水管本管(縦管)や排水管の調査にも威力を発揮します。排水管は中に詰まった汚泥やスライムなどで調査できない場合がたまにあります。そんなときは先ず「高圧洗浄」をかけてから行うのが常識です。
◆ モニターに映る画像はビデオ録画もできますし、モニター右下に挿入長さが表示されるので、位置の特定が容易です。
→ 排水管調査のページへ
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当社独自・画像解析写真ライブラリ
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 内視鏡調査について |
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