|
コンクリート躯体のX線撮影調査
●はじめに:
X線撮影により、コンクリート躯体中の鉄筋の位置、鉄筋太さ、電線管、ケーブル類の有無と位置が非破壊で判明します。この方法で以下のような結果が得られ、調査後の作業が安心して行えます。
◆ 床、壁、天井スラブ内、配筋位置調査
◆ コア開け、床壁ハツリ工事前の鉄筋、電線管、ケーブル位置の調査
|
線撮影探査方法
|
① 事前準備 (調査前までに以下の項目を確認、決定して下さい)
(1)調査予定位置/調査箇所のコンクリート厚さ(厚さ350mmまで
撮影可能)/箇所の壁(床)を挟んだ両側で作業できること
(2)調査箇所に墨出し・丸開口:中心位置・角開口:開口位置寸法
(3)100V 15A 程度の電源を使用(壁圧300mm以上では200V)
(4)頻繁に暗室車を使用するため敷地内に駐車場が必要
(5)外壁や吹抜けPSで2階以上の場合、事前に足場が必要
(6)ピットや水槽など隠蔽された箇所は事前に換気してください
② 探査の実施
(1)穴開け側の面に調査番号を記入、ゲージを貼付け、X線発生器を適正な位置に設置する
(2)コンクリート裏面にフィルムを装着し撮影を行う
③ 撮影後の措置
撮影後、フィルムは直ちに暗室車にて現像、観察し、判定に必要な条件を満たすかの確認を行う
④ 探査結果の報告
(1)穴開け予定位置に探査対象物(電線管等)が確認された場合、 必要であれば再度撮影を行う
(2)穴開け予定位置及びその近傍に探査対象物が確認された場合その状況をトレースする
(3)成果物として撮影フィルムを提出し、現場に墨出しまたは別の方法で表示する
注意点1: 壁厚は30cm程度までです。また壁圧があついほど1枚のフィルム(A4版変形)あたりの有効撮影範囲が狭まります。 壁厚は30cmでは15cm×20cm程度で計画してください。
注意点2: 第三者被爆を避ける為、少なくとも照射時間の数十秒間は半径5メートル以内の立ち入りが制限されます。 壁の向こう側においても人のいないことが必要ですので、病院の病室などその懸念がある区画は十分な注意と計画段階からの検討が必要です。 |
|
コア抜きのための躯体X線撮影調査手順例
|
各画像をクリックすると拡大表示します。
また、11(コア抜き作業)は映像がみられます。
|
1. 現像暗室を備えた作業車 |
2. X線撮影機材 |
3. 調査箇所の墨出し |
 |
 |
 |
|
4. マーカー貼付 |
5. X線照射準備 |
6. 壁裏側にフィルム貼付 |
 |
 |
 |
|
7. 照射開始! |
8. マーカー除去 |
9. 撮影フィルム(鉄筋有り) |
 |
 |
 |
|
10. 現場マーキング |
11. コア抜き作業(映像) |
12. コア抜き作業(写真) |
 |
 |
 |
|
*床スラブ撮影例 |
*撮影結果(電配管有り) |
*現場マーキング |
 |
 |
 |
|
|
参考:撮影画像
|
|

画像をそれぞれクリックしてください。別窓でムービーを再生します。
■ コア抜き作業風景 (音量に注意!)
 |
※コア抜き作業前にレントゲン撮影が必要ですが、 土間コンクリートでは出来ません。 |

見積依頼はこちらをクリックしてください。(問い合わせフォームが開きます)

電子書類(PDFデータ)をダウンロードできます。
 コンクリートX線調査要領書 |
 コンクリートX線調査について |
|